東野圭吾のミステリー作品のせかいのサイトです。
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商品詳細 GUCCI(グッチ)シックなベージュ地にGGロゴ柄を織り込んだカジュアルなフォルムが印象的な6連キーケース♪上質な牛革素材のフラップには、GUCCIのネームが刻印された淡いゴールドカラーの金具がデザインされポイントに!使いやすさには定評がある人気仕様!長くお使いいただくのにおすすめです!※入荷時よりコントロールカードが付属していない場合も稀にございます。予めご了承くださいませ。※開閉:スナップ式 サイズタテ:約6cm ヨコ:約9.5cmカラーベージュGG×ダークブラウン(金具:ゴールド)素材PVCコーティングキャンバス×牛革付属品グッチ専用箱 コントロールカード ・当店で取り扱う商品は全て本物ですので安心してお買い 物をお楽しみください。 ・当店は他の店舗ても販売を行っておりますので、注文を お受けした時点での在庫状況により、少々お待ち頂くか、 お断りさせていただく場合がございますが予めご了承 ください。 1001000070139グッチ 6連キーケース(ベージュGG×ダークブラウン)141419-FT0FG-9643
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☆゜*:21,000円以上で送料無料:*゜☆グッチ 6連キーケース(ベージュGG×ウエビング)181673-F4F0G-9791【バッグポイント0522】【ブラレデ】【souryou10】【pc090423】【10P23Apr09】【Luxury Brand Selection】
商品詳細 GUCCI(グッチ)グッチ象徴のGGキャンバス×ウエビングラインのカラーコントラストがインパクト大の6連キーケースです。ウエビングラインの先端にはゴールドにきらめくロゴ刻印入りの金具がポイントになっています!スリムでコンパクトなフォルムでバッグやポケットの中でもかさばりません。年代・性別を問わず、長くお使いいただけます。 サイズタテ:約6cm ヨコ:約9.5cmカラーベージュGG×ウエビング/グリーン×レッド(金具:ゴールド)素材型押し牛革付属品グッチ専用箱 ・当店で取り扱う商品は全て新品・本物ですので安心してお買い 物をお楽しみください。 ・当店は他の店舗でも販売を行っておりますので、注文を お受けした時点での在庫状況により、少々お待ち頂くか、 お断りさせていただく場合がございますが予めご了承 ください。 ・完売商品の再入荷の予定は全て未定です。 各商品とも、入荷があり次第随時サイトへ掲載して参ります。 1001000043560グッチ 6連キーケース(ベージュGG×ウエビング)181673-F4F0G-9791
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新作 雑誌掲載 コードバン キーケース ブルー ワンタッチのホック式[PG8★ピージーエイト]キーケース5連ブルー/青コンパクト シンプル コードバン 薄作りメンズ財布・小物#pg8cd36-bl【】
カラーバリエーションブラックブラウンブルーボルドー◇◇◇ 商 品 説 明 ◇◇◇$コードバン革は、馬の腰部からわずかしかとれない希少性に加え、繊維構造が緻密で強靭な上質素材として珍重されています。シンプルかつワイルドなその印象は、メンズ革小物の最高峰と言われています。なめらかな表面の光沢と独特の手触り、重厚感で使い込むほどに、使う人それぞれの独特の深みをもって変化していきます。ワンタッチで開け閉め簡単なホック式の5連キーケースです。肉厚なのに柔らかく、しなやかな、厳選した高級コードバン素材を贅沢に採用、使い込むほどに入るシワも渋いです。時代に流されないデザインで長く愛用できる大人のアイテムです。 仕様:サイドポケットx2 付属品:保存箱★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆当店は一流ブランドの新品・本物の商品のみを取り扱っております。安心してご購入くださいませ♪※実寸は平置きでの採寸ですので、多少の誤差が生じる場合がございます。※モニターやブラウザの性質上、発色などが異なる場合がございます。ブランドPG8ピージーエイトアイテム5連 キーケースカラーブルー/青素材コードバン/馬尻サイズ【Free】実寸横幅:11 高さ:6.5 マチ:約2(単位:cm)
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予知夢 (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋 刊
発売日 2003-08
???東野圭吾ほど、多彩な作品をおくりだす作家は珍しいだろう。デビュー作は、学園を舞台にした本格推理小説『放課後』(第31回江戸川乱歩賞)。第52回日本推理作家協会賞受賞の『秘密』では、ミステリーの形式を踏みながら家族の美しい情愛をせつなくつづった。クローン技術を題材にした『分身』や大型原子炉が危機に陥る『天空の蜂』などの社会派小説も生みだしている。作品ごとに、まったく違った味わいを読者に与えてくれるのだ。
???本書は「探偵ガリレオ」シリーズ2作目。帝都大学理工学部物理学科助教授、探偵ガリレオこと湯川学が、摩訶不思議な事件を論理的に解決していく、本格推理短編集である。
???素封家の屋敷に侵入者があった。犯人は27歳の青年。2階で眠っていた娘を襲おうとしたらしい。逮捕された犯人は、17年前、その少女と結婚する夢を見たという。夢に現れた少女が現実に存在するとは? 予知夢はあるのか?
???ロマンチックにも感じられる第1章「夢想る(ゆめみる)」をはじめ、「霊視る(みえる)」「騒霊ぐ(さわぐ)」「絞殺る(しめる)」「予知る(しる)」の、全5作が収録されている。軽快な文章の中に凝縮された、オカルチックな題材と巧妙なトリック、明晰な推理と確固たる論理。本書はたぐい稀なるストーリーテラーである著者の技を堪能できる作品といえよう。(冷水修子)
ガリレオシリーズ:第二弾 2008-10-19
前作『探偵ガリレオ』に引き続き、読んでみました。
前作よりも湯川の関わり方が、単に「物理学者」ではなくより探偵の目線になっているような感じがします。
『容疑者xの献身』がこれの続編になり、三部作それぞれ同じガリレオシリーズでも独立した話になっていますから、どれから読んでも楽しめますが、『探偵ガリレオ』とこれを読み、湯川と同級生刑事・草薙の関係性を十分に知ってからの方が、『容疑者xの献身』をより楽しめると思います。
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東野 圭吾
文藝春秋 刊
発売日 2003-08
???東野圭吾ほど、多彩な作品をおくりだす作家は珍しいだろう。デビュー作は、学園を舞台にした本格推理小説『放課後』(第31回江戸川乱歩賞)。第52回日本推理作家協会賞受賞の『秘密』では、ミステリーの形式を踏みながら家族の美しい情愛をせつなくつづった。クローン技術を題材にした『分身』や大型原子炉が危機に陥る『天空の蜂』などの社会派小説も生みだしている。作品ごとに、まったく違った味わいを読者に与えてくれるのだ。
???本書は「探偵ガリレオ」シリーズ2作目。帝都大学理工学部物理学科助教授、探偵ガリレオこと湯川学が、摩訶不思議な事件を論理的に解決していく、本格推理短編集である。
???素封家の屋敷に侵入者があった。犯人は27歳の青年。2階で眠っていた娘を襲おうとしたらしい。逮捕された犯人は、17年前、その少女と結婚する夢を見たという。夢に現れた少女が現実に存在するとは? 予知夢はあるのか?
???ロマンチックにも感じられる第1章「夢想る(ゆめみる)」をはじめ、「霊視る(みえる)」「騒霊ぐ(さわぐ)」「絞殺る(しめる)」「予知る(しる)」の、全5作が収録されている。軽快な文章の中に凝縮された、オカルチックな題材と巧妙なトリック、明晰な推理と確固たる論理。本書はたぐい稀なるストーリーテラーである著者の技を堪能できる作品といえよう。(冷水修子)
ガリレオシリーズ:第二弾 2008-10-19
前作『探偵ガリレオ』に引き続き、読んでみました。
前作よりも湯川の関わり方が、単に「物理学者」ではなくより探偵の目線になっているような感じがします。
『容疑者xの献身』がこれの続編になり、三部作それぞれ同じガリレオシリーズでも独立した話になっていますから、どれから読んでも楽しめますが、『探偵ガリレオ』とこれを読み、湯川と同級生刑事・草薙の関係性を十分に知ってからの方が、『容疑者xの献身』をより楽しめると思います。
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流星の絆
東野 圭吾
講談社 刊
発売日 2008-03-05
流星の絆 2008-12-14
展開の切替え方が凄かった?? いつにもまして東野圭吾の良さが出てたと思う??
途中までは、兄弟の良さとかどうやってこの兄弟が人を騙して行くかがおもしろかったが、犯人を追っかけて必至にくらいつく所が見ててハラハラした??あといつもどおりの色々な人の視点から見せていくやり方も白夜行とか同様に飽きずに読めた。
そして最後までこの人だと思わせておきながら実はその人は犯人に結び付く鍵であっただけで、どんでん返しされたのはいつもにもましてびっくりした??この最後の締めの結果で180℃回転させるこの人の作品は凄いと思った。
まだまだこの人の作品は一杯あるようだからチョコチョコ見ていきたい。
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東野 圭吾
講談社 刊
発売日 2008-03-05
流星の絆 2008-12-14
展開の切替え方が凄かった?? いつにもまして東野圭吾の良さが出てたと思う??
途中までは、兄弟の良さとかどうやってこの兄弟が人を騙して行くかがおもしろかったが、犯人を追っかけて必至にくらいつく所が見ててハラハラした??あといつもどおりの色々な人の視点から見せていくやり方も白夜行とか同様に飽きずに読めた。
そして最後までこの人だと思わせておきながら実はその人は犯人に結び付く鍵であっただけで、どんでん返しされたのはいつもにもましてびっくりした??この最後の締めの結果で180℃回転させるこの人の作品は凄いと思った。
まだまだこの人の作品は一杯あるようだからチョコチョコ見ていきたい。
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探偵ガリレオ (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋 刊
発売日 2002-02-10
すらすらと読める 2008-12-03
5つの短編から成り立ってます。
全編、事件が科学により解き明かされていくのですが、
トリックが身近ではないので「ふ〜ん」ってな感じで読み進められます。
内容は普通です。面白いのですが、展開が予測できます。
後編の予知夢、ガリレオの苦悩は読むかどうか悩み中・・・
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東野 圭吾
文藝春秋 刊
発売日 2002-02-10
すらすらと読める 2008-12-03
5つの短編から成り立ってます。
全編、事件が科学により解き明かされていくのですが、
トリックが身近ではないので「ふ〜ん」ってな感じで読み進められます。
内容は普通です。面白いのですが、展開が予測できます。
後編の予知夢、ガリレオの苦悩は読むかどうか悩み中・・・
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ガリレオの苦悩
東野 圭吾
文藝春秋 刊
発売日 2008-10-23
読みやすい 2008-12-11
ガリレオシリーズは映像化される以前から好きなので、ドラマでイメージが固定されてしまってちょっと残念な読者です。
ただ、この作品を読むと内海もうるさすぎないし、草薙刑事もちゃんと存在感があって安心しました。
作品としては相変わらず読みやすい。
容疑者X〜を思わせる「操縦る」が印象的でした。
ガリレオがタイトルほど苦悩してなかったのでそれが残念でした。
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東野 圭吾
文藝春秋 刊
発売日 2008-10-23
読みやすい 2008-12-11
ガリレオシリーズは映像化される以前から好きなので、ドラマでイメージが固定されてしまってちょっと残念な読者です。
ただ、この作品を読むと内海もうるさすぎないし、草薙刑事もちゃんと存在感があって安心しました。
作品としては相変わらず読みやすい。
容疑者X〜を思わせる「操縦る」が印象的でした。
ガリレオがタイトルほど苦悩してなかったのでそれが残念でした。
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イノセント・ゲリラの祝祭
海堂 尊
宝島社 刊
発売日 2008-11-07
厚労省批評寄りの作品と理解するのが正しいかも 2008-12-05
チームバチスタの栄光の著者が書く医療と司法の確執
海堂ものはエンターティメントに振ったものと、この本のように
現実をフィクションで見せる物とある。
この本のメインは、これまでの病院ではなく、厚労省の検討会が中心と
なっています。そして、その舞台には女性の姿はほとんど無く
これまでの医療を中心としたものから、ひたすら会議中心の
議論になっています。
厚労省の役人達の姿は実際の官僚にもとても似ている気がします。
そして、海堂さん自体の実体験からこの本を書かせたような気がします。
官僚の頭の良さは、嫌みな程なのですが、それが遺憾なく作品に
反映され、それを切って行くアウトローの研究者が楽しいと思って
読める人はこの本はお薦めでしょう。
いつもながらのテンポの良さは一貫していますが、エンターティメントを
望む読者には方向性の違いを感じるのでは無いかと思います。
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[PR]クラークスの魅力
ゴールデンスランバー
伊坂 幸太郎
新潮社 刊
発売日 2007-11-29
名わき役たちがすごい 2008-12-14
暗殺事件の容疑をかけられた青柳を、友人達が救っていく。
サークルの仲間、家族、その辺の若者、入院中の男性。
わき役の彼らの個性が際立ち、物語の面白さを引き立てていた。
ドキドキしながら一気に読み終えたが、ラストは「ニヤッ」とさせられた。
ただ、おやっと思ったのは、警察が青柳を犯人に見立てた理由がどれも状況証拠だったこと。
物的証拠がひとつも出てきていない中で、メディアがあんなにも青柳を犯人視した報道をするとは思えない。人権侵害もいいところ。
その辺がリアリティーが感じなかった。
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伊坂 幸太郎
新潮社 刊
発売日 2007-11-29
名わき役たちがすごい 2008-12-14
暗殺事件の容疑をかけられた青柳を、友人達が救っていく。
サークルの仲間、家族、その辺の若者、入院中の男性。
わき役の彼らの個性が際立ち、物語の面白さを引き立てていた。
ドキドキしながら一気に読み終えたが、ラストは「ニヤッ」とさせられた。
ただ、おやっと思ったのは、警察が青柳を犯人に見立てた理由がどれも状況証拠だったこと。
物的証拠がひとつも出てきていない中で、メディアがあんなにも青柳を犯人視した報道をするとは思えない。人権侵害もいいところ。
その辺がリアリティーが感じなかった。
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秘密 (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋 刊
発売日 2001-05
これほど感情移入できる小説はありません 2008-11-27
結末については賛否両論ありますが、妻と子を持つ身としては、主人公・平介の気持ちが痛いほどわかります。思春期の娘が次第に離れていくところなど、妻・直子の気持ちも離れてしまう事になり、普通の親子以上に辛い事でしょう。
後半は読んでいるうちに本当に胸が痛くなり涙が出ました。家族を大切にしようと本気で反省しました。
最近、家族への愛情が薄れてきたと思っている方、是非読んでみてください。
しかし、この作家の恋愛観は誠実でまっすぐなものが多いですね。現実はもう少し歪んでいたりするものですが。
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東野 圭吾
文藝春秋 刊
発売日 2001-05
これほど感情移入できる小説はありません 2008-11-27
結末については賛否両論ありますが、妻と子を持つ身としては、主人公・平介の気持ちが痛いほどわかります。思春期の娘が次第に離れていくところなど、妻・直子の気持ちも離れてしまう事になり、普通の親子以上に辛い事でしょう。
後半は読んでいるうちに本当に胸が痛くなり涙が出ました。家族を大切にしようと本気で反省しました。
最近、家族への愛情が薄れてきたと思っている方、是非読んでみてください。
しかし、この作家の恋愛観は誠実でまっすぐなものが多いですね。現実はもう少し歪んでいたりするものですが。
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聖女の救済
東野 圭吾
文藝春秋 刊
発売日 2008-10-23
ガリレオが挑んだ信じられない"虚数解"とは― 2008-12-11
「容疑者Xの献身」に続くガリレオシリーズ長編2作目。
今回湯川が挑む相手は女、そして完全犯罪。
警察官としてあくまで正しい線から捜査をする草薙、
女性刑事特有の勘を働かせて疑問を解決しようとする内海、
そして突きつけられた難問に科学者として立ち向かう湯川。
3人それぞれの苦悩、そして各自の役目を担って活躍する姿が
非常にバランスよく描かれていて、飽きることがありません。
そしてまた、謎解きには非常に頭を使わせられます。
面白いし先が気になってどんどん読み進むのですが、
草薙と内海の情報をヒントに真実に近づいてゆく湯川の苦しみ、
そして驚愕、哀しみがありありと目に浮かび、
「容疑者〜」同様にものすごく切なくなります。
緻密なトリックに隠された人間の深い心理、これこそが東野圭吾の真骨頂。
読めたと思ったらそれはもはや騙されたのと同じ、
実はその裏にもう1枚、いや2枚、捲るべきベールが待ち受けている。
そしてようやく真実にたどり着いたとき、
読者はまずその発想に唖然とさせられ、そして、強い衝撃を受ける。
その瞬間の快感に虜になり、そしてまた彼の作品を手に取ってしまうと、
もうそこから先は溺れるようにただ東野ワールドに浸かってゆくだけ。
「容疑者〜」が好きな方なら間違いなしの1冊。
人間の愛、憎悪、それらが生み出すありえない出来事・・・。
そして最後にタイトルの意味が分かったときは、もうため息さえ出てきます。
読み始める際には必ず徹夜を覚悟してください。
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東野 圭吾
文藝春秋 刊
発売日 2008-10-23
ガリレオが挑んだ信じられない"虚数解"とは― 2008-12-11
「容疑者Xの献身」に続くガリレオシリーズ長編2作目。
今回湯川が挑む相手は女、そして完全犯罪。
警察官としてあくまで正しい線から捜査をする草薙、
女性刑事特有の勘を働かせて疑問を解決しようとする内海、
そして突きつけられた難問に科学者として立ち向かう湯川。
3人それぞれの苦悩、そして各自の役目を担って活躍する姿が
非常にバランスよく描かれていて、飽きることがありません。
そしてまた、謎解きには非常に頭を使わせられます。
面白いし先が気になってどんどん読み進むのですが、
草薙と内海の情報をヒントに真実に近づいてゆく湯川の苦しみ、
そして驚愕、哀しみがありありと目に浮かび、
「容疑者〜」同様にものすごく切なくなります。
緻密なトリックに隠された人間の深い心理、これこそが東野圭吾の真骨頂。
読めたと思ったらそれはもはや騙されたのと同じ、
実はその裏にもう1枚、いや2枚、捲るべきベールが待ち受けている。
そしてようやく真実にたどり着いたとき、
読者はまずその発想に唖然とさせられ、そして、強い衝撃を受ける。
その瞬間の快感に虜になり、そしてまた彼の作品を手に取ってしまうと、
もうそこから先は溺れるようにただ東野ワールドに浸かってゆくだけ。
「容疑者〜」が好きな方なら間違いなしの1冊。
人間の愛、憎悪、それらが生み出すありえない出来事・・・。
そして最後にタイトルの意味が分かったときは、もうため息さえ出てきます。
読み始める際には必ず徹夜を覚悟してください。
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東野圭吾
東野 圭吾
講談社 刊
発売日 1999-05
読者に推理させるのが売りですが・・・ 2008-11-24
本作は、ある女性の死を巡り、
自殺に見せかけた殺人に違いないと確信した警察官の兄の執念と、
追い詰められる二人の有力な被疑者、
そして自力救済を許すまじとして立ちはだかるお馴染み加賀刑事の攻防戦を描くものです。
同じ趣旨の「私が彼を殺した」に比べると、
被疑者の数や話のシンプルさゆえ、より真犯人探しは容易であると考えます。
が、個人的に印象深かったのは、謎解きよりも生前の被害者の心理の動き、
募る孤独感と束の間の恋、そして残酷な裏切りと兄への甘えといった描写でした。
結局、哀しくも彼女は二人の被疑者に命を狙われる…。
何か被害者に感情移入させられまくりでした(涙)
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